運営者

まるた佳京

はじめまして、『まるたブログ』を運営している
丸田佳京(まるた かきょう)です。

『まるたブログ』は、おもにサンティップ出版が発行する電子書籍に関する情報発信サイトです。

2022年12月に「未来はまだ変えられる、復活せよニッポン!」をコンセプトに運営を開始しました。

1950年代から1970年代はじめまで、日本は高度経済成長がつづきました。

そして、1968年に米国に次ぐ世界第2位の経済大国となって以降、2010年まで日本は42年間にわたり世界第2位の経済大国の地位を保ってきましたが、2011年に中国にその地位を譲ることになります。

この間、1980年から1991年にバブルが崩壊するまでの経済成長率が4.3%だったのに対し、1992年から2011年までの経済成長率は0.8%と大きく落ち込んでしまいました。

しかし、この日本が低成長にあえいでいるときでも、中国の8%以上の高い成長率を除いても、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランスなど欧米各国は3~4%の成長率がありました。

2020年(令和2年)には、日本の実質経済成長率は約1.6%で、世界157位というていたらくです。

つまり、世界のなかで日本だけが経済成長していないという状況です。

日本のGDPは2021年に世界第3位であるにかかわらず、日本の1人当たりGDPは世界30位です。

1995年には、1人当たりGDPでも世界で3番目の水準にあったにもかかわらずです。

このままでは、もっともっと日本は坂道を転がるように凋落していくでしょう。

これから何も手を打たなければ、2040年頃には日本のGDPは、アメリカや中国の10分の1以下になってしまうでしょう。

どうして、こうなってしまったのか? 
なんでこうなるの? 

日本を復活させるためには、どうしたらよいのか?

さらに、経済が成長しないということは防衛費にかける予算は、いくらGDP比2%程度にしようとも相対的に減少していくので、軍事バランスが大きく崩れ、日本は拡張主義の軍事大国の軍門に降ることになるのは明白です。

たとえば、2000年の日本の防衛費は中国の約2倍でしたが、2021年には逆に中国が日本の5倍超となっています。

この逆転は両国の経済成長の差が決定的な要因となっているのは言うまでもありません。

日本の問題点を、電子書籍の発刊をとおして、皆さまとともに探っていけたらと思っています。